茲にヱホバ、ヨシユアに吿て言たまひけるは
The LORD also spake unto Joshua, saying,
spake
〔ヨシュア記5章14節〕14 かれいひけるは
否われはヱホバの
軍旅の
將として
今來れるなりとヨシユア
地に
俯伏て
拜し
我主なにを
僕に
吿んとしたまふやと
之に
言り
〔ヨシュア記6章2節〕2 ヱホバ、ヨシユアに
言ひたまひけるは
觀よわれヱリコおよびその
王と
大勇士とを
汝の
手に
付さん
〔ヨシュア記13章1節〕1 ヨシユアすでに
年邁みて
老たりしがヱホバかれに
言たまひけらく
汝は
年邁みて
老たるが
尙取るべき
地の
殘れる
者甚だおほし~
(7) 即ちその
地を
九の
支派とマナセの
支派の
半󠄃とに
分󠄃ちて
產業となさしむべし
〔ヨシュア記13章7節〕
汝イスラエルの子孫に吿て言へ汝等モーセによりて我が汝らに語りおきし逃󠄄遁の邑を擇び定め
Speak to the children of Israel, saying, Appoint out for you cities of refuge, whereof I spake unto you by the hand of Moses:
Appoint
〔出エジプト記21章13節〕13 若人みづから
畫策ことなきに
神人をその
手にかゝらしめたまふことある
時は
我汝のために
一箇の
處を
設くればその
人其處に
逃󠄄るべし
〔出エジプト記21章14節〕14 人もし
故にその
隣人を
謀りて
殺す
時は
汝これをわが
壇よりも
執へゆきて
殺すべし
〔民數紀略35章6節〕6 汝らがレビ
人に
與ふる
邑々は
是のごとくなるべし
即ち
逃󠄄遁邑六を
與ふべし
是は
人を
殺せる
者の
其處に
逃󠄄るべきための
者なり
此外にまた
邑四十二を
與ふべし
〔民數紀略35章11節〕11 汝らのために
邑を
設けて
逃󠄄遁邑と
爲し
誤りて
人を
殺せる
者をして
其處に
逃󠄄るべからしむべし~
(14) すなはち
汝らヨルダンの
此旁において
三の
邑を
予ヘカナンの
地において
三の
邑を
予へて
逃󠄄遁邑となすべし 〔民數紀略35章14節〕
〔申命記4章41節〕41 斯てモーセ、ヨルダンの
此旁日の
出る
方において
邑三を
別てり~
(43) 即ち
一は
曠野の
內の
平󠄃野にあるベゼル
是はルベン
人のためなり
一はギレアデのラモテ
是はガド
人のためなり
一はバシヤンのゴラン
是はマナセ
人のためなり
〔申命記4章43節〕
〔申命記19章2節〕2 汝の
神ヱホバの
汝に
與へて
產業となさしめたまふ
地の
中に
三の
邑を
汝のために
區別べし~
(13) 汝かれを
憫み
視るべからず
辜なき
者の
血を
流せる
咎をイスラエルより
除くべし
然せば
汝に
福祉あらん
〔申命記19章13節〕
〔ロマ書8章1節〕1 この
故に
今やキリスト・イエスに
在る
者は
罪に
定めらるることなし。
〔ロマ書8章33節〕33 誰か
神の
選󠄄び
給へる
者を
訴へん、
神は
之を
義とし
給ふ。
〔ロマ書8章34節〕34 誰か
之を
罪に
定めん、
死にて
甦へり
給ひしキリスト・イエスは
神の
右に
在して、
我らの
爲に
執成し
給ふなり。
〔ヘブル書6章18節〕18 これ
神の
謊ること
能はぬ
二つの
變らぬものによりて、
己の
前󠄃に
置かれたる
希望󠄇を
捉へんとて
遁れたる
我らに
强き
奬勵を
與へん
爲なり。
〔ヘブル書6章19節〕19 この
希望󠄇は
我らの
靈魂の
錨のごとく
安全󠄃にして
動かず、かつ
幔の
內に
入る。
your refuge
〔民數紀略35章15節〕15 この
六の
邑はイスラエルの
子孫と
他國人およびその
中に
寄寓る
者の
逃󠄄遁場たるべし
凡て
誤りて
人を
殺せる
者は
其處に
逃󠄄るゝことを
得べし
~
(24) 會衆この
律法によりてその
人を
殺せる
者と
仇打する
者とに
審判󠄄を
言わたすべし 〔民數紀略35章24節〕
誤りて知ずに人を殺せる者を其處に逃󠄄れしめよ是は汝らが仇打する者を避󠄃て逃󠄄るべき處なり
That the slayer that killeth any person unawares and unwittingly may flee thither: and they shall be your refuge from the avenger of blood.
your refuge
〔民數紀略35章15節〕15 この
六の
邑はイスラエルの
子孫と
他國人およびその
中に
寄寓る
者の
逃󠄄遁場たるべし
凡て
誤りて
人を
殺せる
者は
其處に
逃󠄄るゝことを
得べし
~
(24) 會衆この
律法によりてその
人を
殺せる
者と
仇打する
者とに
審判󠄄を
言わたすべし 〔民數紀略35章24節〕
斯る者は是等の邑の一に逃󠄄れゆき邑の門の入口に立てその邑の長老等の耳にその事情󠄃を述󠄃べし然る時は彼ら之をその邑に受いれ處を與へて己の中に住󠄃しむべし
And when he that doth flee unto one of those cities shall stand at the entering of the gate of the city, and shall declare his cause in the ears of the elders of that city, they shall take him into the city unto them, and give him a place, that he may dwell among them.
at the entering
〔ルツ記4章1節〕1 爰にボアズ
門の
所󠄃にのぼり
徃て
其處に
坐しけるに
前󠄃にボアズの
言たる
贖業者過󠄃りければ
之に
言ふ
某よ
來りて
此に
坐せよと
即ち
來りて
坐す
〔ルツ記4章2節〕2 ボアズまた
邑の
長老十
人を
招き
汝等此に
坐せよといひければ
則ち
坐す
〔ヨブ記5章4節〕4 その
子等は
助援を
獲ることなく
門にて
惱まさる
之を
救ふ
者なし
〔ヨブ記29章7節〕7 かの
時には
我いでて
邑の
門に
上りゆき わが
座を
街衢に
設けたり
〔箴言31章23節〕23 その
夫はその
地の
長老とともに
邑の
門に
坐するによりて
人に
知るるなり
〔エレミヤ記38章7節〕7 王の
室の
寺人エテオピア
人エベデメレク
彼らがヱレミヤを
阱になげいれしを
聞り
時に
王ベニヤミンの
門に
坐しゐたれば
take
〔詩篇26章9節〕9 願くはわがたましひを
罪人とともに わが
生命を
血をながす
者とともに
取收めたまふなかれ
that he may
〔ヘブル書6章18節〕18 これ
神の
謊ること
能はぬ
二つの
變らぬものによりて、
己の
前󠄃に
置かれたる
希望󠄇を
捉へんとて
遁れたる
我らに
强き
奬勵を
與へん
爲なり。
假令仇打する者追󠄃ゆくとも彼らその人を殺せる者を之が手に交すべからず其は彼知ずして人を殺せるにて素より之を惡みをりしに非ればなり
And if the avenger of blood pursue after him, then they shall not deliver the slayer up into his hand; because he smote his neighbour unwittingly, and hated him not beforetime.
(Whole verse)
〔民數紀略35章12節〕12 其は
汝らが
仇打する
者を
避󠄃て
逃󠄄るべき
邑なり
是あるは
人を
殺せる
者が
未だ
會衆の
前󠄃にたちて
審判󠄄をうけざる
先に
殺さるゝこと
無らんためなり
〔民數紀略35章25節〕25 即ち
會衆はその
人を
殺せる
者を
仇打する
者の
手より
救ひ
出してこれをその
逃󠄄れゆきたる
逃󠄄遁邑に
還󠄃すべしその
者は
聖󠄄膏を
灌れたる
祭司の
長の
死るまで
其處に
居べし
その人は會衆の前󠄃に立て審判󠄄を受るまで其時の祭司の長の死る迄その邑に住󠄃をるべし然る後その人を殺せる者己の邑に歸り徃てその家にいたり己が逃󠄄いでし邑に住󠄃むべし
And he shall dwell in that city, until he stand before the congregation for judgment, and until the death of the high priest that shall be in those days: then shall the slayer return, and come unto his own city, and unto his own house, unto the city from whence he fled.
until
〔民數紀略35章12節〕12 其は
汝らが
仇打する
者を
避󠄃て
逃󠄄るべき
邑なり
是あるは
人を
殺せる
者が
未だ
會衆の
前󠄃にたちて
審判󠄄をうけざる
先に
殺さるゝこと
無らんためなり
〔民數紀略35章24節〕24 會衆この
律法によりてその
人を
殺せる
者と
仇打する
者とに
審判󠄄を
言わたすべし
〔民數紀略35章25節〕25 即ち
會衆はその
人を
殺せる
者を
仇打する
者の
手より
救ひ
出してこれをその
逃󠄄れゆきたる
逃󠄄遁邑に
還󠄃すべしその
者は
聖󠄄膏を
灌れたる
祭司の
長の
死るまで
其處に
居べし
〔ヘブル書9章26節〕26 もし
然らずば
世の
創より
以來しばしば
苦難を
受け
給ふべきなり。
然れど
今、
世の
季にいたり、
己を
犧牲となして
罪を
除かんために
一たび
現れたまへり。
爰にナフタリの山地なるガリラヤのケデシ、エフライムの山地なるシケムおよびユダの山地なるキリアテアルバ(すなはちヘブロン)を之がために分󠄃ち
And they appointed Kedesh in Galilee in mount Naphtali, and Shechem in mount Ephraim, and Kirjath-arba, which is Hebron, in the mountain of Judah.
Kirjath~arba
〔ヨシュア記14章15節〕15 ヘブロンの
名は
元はキリアテアルバと
曰ふアルバはアナキ
人の
中の
最も
大なる
人なりき
茲にいたりてその
地に
戰爭やみぬ
〔ヨシュア記21章11節〕11 即ちユダの
山地なるキリアテアルバ
即ちヘブロンおよびその
周󠄃圍の
郊地をこれに
與ふ
此アルバはアナクの
父󠄃なりき
〔ヨシュア記21章13節〕13 祭司アロンの
子孫に
與へし
者は
即ち
人を
殺し
者の
逃󠄄るべき
邑なるヘブロンとその
郊地リブナとその
郊地
Shechem
〔創世記33章18節〕18 ヤコブ、パダンアラムより
來りて
恙なくカナンの
地にあるシケムの
邑に
至り
邑の
前󠄃にその
天幕を
張り
〔創世記33章19節〕19 遂󠄅にその
天幕をはりしところの
野をシケムの
父󠄃ハモルの
子等の
手により
金百枚にて
購とり
〔ヨシュア記21章21節〕21 即ち
之に
與へしは
人を
殺せる
者の
逃󠄄るべき
邑なるエフライムの
山地のシケムとその
郊地およびゲゼルとその
郊地
〔歴代志略下10章1節〕1 爰にレハベアム、シケムに
徃り
其はイスラエルみな
彼を
王となさんとてシケムに
到りたればたり
appointed
〔ヨシュア記21章32節〕32 ナフタリの
支派の
中よりは
人を
殺せる
者の
逃󠄄るべき
邑なるガリラヤのケデシとその
郊地およびハンモテドルとその
郊地カルタンとその
郊地など
三の
邑なり
〔歴代志略上6章76節〕76 ナフタリの
支派の
中よりはガリラヤのゲデシとその
郊地 ハンモンとその
郊地 キリアタイムとその
郊地
mountain
〔ルカ傳1章39節〕39 その
頃マリヤ
立ちて、
山里に
急󠄃ぎ
徃き、ユダの
町にいたり、
またヨルダンの彼旁ヱリコの東の方にてはルベンの支派の中より平󠄃地なる荒野のベゼルを擇び定めガドの支派の中よりギレアデのラモテを擇び定めマナセの支派の中よりバシヤンのゴランを擇び定めたり
And on the other side Jordan by Jericho eastward, they assigned Bezer in the wilderness upon the plain out of the tribe of Reuben, and Ramoth in Gilead out of the tribe of Gad, and Golan in Bashan out of the tribe of Manasseh.
Bezer
〔申命記4章43節〕43 即ち
一は
曠野の
內の
平󠄃野にあるベゼル
是はルベン
人のためなり
一はギレアデのラモテ
是はガド
人のためなり
一はバシヤンのゴラン
是はマナセ
人のためなり
〔歴代志略上6章78節〕78 ヱリコに
對するヨルダンの
彼旁すなはちヨルダンの
東においてルベンの
支派の
中よりは
曠野のベゼルとその
郊地 ヤザとその
郊地
Golan
〔ヨシュア記21章27節〕27 ゲルシヨンの
子孫たるレビ
人の
宗族に
與へし
者はマナセの
支派の
半󠄃の
中よりは
人を
殺せる
者の
逃󠄄るべき
邑なるバシヤンのゴランとその
郊地およびベエシテラとその
郊地など
二の
邑なり
Ramoth
〔ヨシュア記21章38節〕38 ガドの
支派の
中よりは
人を
殺せる
者の
逃󠄄るべき
邑なるギレアデのラモテとその
郊地およびマハナイムとその
郊地
〔列王紀略上22章3節〕3 イスラエルの
王其臣僕に
言けるはギレアデのラモテは
我儕の
所󠄃有なるを
爾等知や
然るに
我儕はスリアの
王の
手より
之を
取ることをせずして
默しをるなり
〔列王紀略上22章4節〕4 彼ヨシヤパテに
言けるは
爾我と
共にギレアデのラモテに
戰ひにゆくやヨシヤパテ、イスラエルの
王にいひけるは
我は
爾のごとくわが
民は
爾の
民の
如くわが
馬は
爾の
馬の
如しと
〔列王紀略上22章6節〕6 是においてイスラエルの
王預言者四
百人許を
集めて
之に
言けるは
我ギレアデのラモテに
戰ひにゆくべきや
又󠄂は
罷べきや
彼等曰けるは
上るべし
主之を
王の
手に
付したまふべしと
〔列王紀略上22章46節〕46 彼其父󠄃アサの
世に
尙ほありし
彼の
男色を
行ふ
者の
殘餘を
國の
中より
逐󠄃はらへり
〔歴代志略上6章80節〕80 ガドの
支派の
中よりはギレアデのラモテとその
郊地 マハナイムとその
郊地
是すなはちイスラエルの一切の子孫および之が中に寄寓をる他國人のために設けたる邑々にして凡て人を誤まり殺せる者を此に逃󠄄れしめ其會衆の前󠄃に立ざる中に仇打の手に死るがごときことなからしめんためなり
These were the cities appointed for all the children of Israel, and for the stranger that sojourneth among them, that whosoever killeth any person at unawares might flee thither, and not die by the hand of the avenger of blood, until he stood before the congregation.
the cities
〔民數紀略35章15節〕15 この
六の
邑はイスラエルの
子孫と
他國人およびその
中に
寄寓る
者の
逃󠄄遁場たるべし
凡て
誤りて
人を
殺せる
者は
其處に
逃󠄄るゝことを
得べし
until he stood
〔ヨシュア記20章4節〕4 斯る
者は
是等の
邑の
一に
逃󠄄れゆき
邑の
門の
入口に
立てその
邑の
長老等の
耳にその
事情󠄃を
述󠄃べし
然る
時は
彼ら
之をその
邑に
受いれ
處を
與へて
己の
中に
住󠄃しむべし
〔ヨシュア記20章6節〕6 その
人は
會衆の
前󠄃に
立て
審判󠄄を
受るまで
其時の
祭司の
長の
死る
迄その
邑に
住󠄃をるべし
然る
後その
人を
殺せる
者己の
邑に
歸り
徃てその
家にいたり
己が
逃󠄄いでし
邑に
住󠄃むべし